今回はエイ革製品を扱っているブランドAtelier AKNAS(アトリエ アクナス)から
二つ折り財布|NOIRを購入したのでレビューしたいと思います。
エイ革には深染め、ドームシェイプポリッシュなど、拘りの技術を採用しており、
色の鮮やかさ、手触りなど他社では中々見られない独特な特徴があります。
ステッチを見せない外装でスタイリッシュに仕上がっており、
内装も高級感があり、所有欲を満たしてくれる革小物です。
エイ革の評判って…
Googleのサジェストに気持ち悪い、ダサいが出てきますが、実際のところどうなのかというと
【気持ち悪いについて】
集合体恐怖症の人にはキツイと思います。
ただ動物的な気持ち悪さはクロコダイルやリザードと比べると、少ないです。
【ダサいについて】
革そのものはダサくないです。
ただ、エイ革はコバ処理が難しいらしく丸縁や額縁デザインが多く、
人によっては野暮ったく見えてしまうかもしれません。
詳しくはこちら↓
開封
内容物はいたってシンプル、カードにはメンテナンス方法等が書かれています。
実際に触ったときの第一印象は冷たいです。
周囲の気温にもよりますが、初めてエイ革製品買うとほとんどの人が冷たさに驚くと思います。
外装
ポリッシュされたエイ革とは思えないほど黒いです。
大抵のポリッシュされたエイ革はビーズ内の白さが目立つのですが、
Atelier AKNASは違います。
染色剤・化学薬品・精製水を混ぜた木樽の中でエイ革をじっくり漬け込み、相当に大量の染色剤を用いて、この工程は4回ほど繰り返します。その後、“深染め”と呼ぶのに相応しく、2週間ほど費やしてじっくりと寝かせて浸透。これにより、表面のビーズだけでなく裏側までもしっかり染色剤を浸透させることができるので、仕上げにスプレーで色を塗布する必要もなく、鮮やかで豊かな色出しを実現しています。
https://aknas.jp/?tid=3&mode=f1
新品なのでこれでも若干マットで手触りもツルツルとまではしていません。
更にエイジングされていくと輝きが増してキャビアのような黒さとツルツルになるので期待です。
拡大するとビーズが頭が平らなドーム状になっているのが分かると思います。
多くのエイ革製品は平らに削られるだけでビーズに角が出来てしまい、
ざらざらとした触り心地になります。
Atelier AKNASはドームシェイプポリッシュで角が出来ないようドーム状に仕上げています。
そのため触り心地は新品時は粒々した触り心地で、
使っていくにつれて粒々だけでなくツルツルした心地よい触り心地になります。
具体的な他社との比較はこちら
内装
内装は黄色です。とはいってもキツイ黄色というより山吹色に近い色です。
エイ革の色がNOIR(黒)だと内装は黄色しかないので悩みました。
外装と同じ黒やもう少し濃い色が良かったです…
というのも小銭入れに小銭入れて1日目で硬貨の跡が付いてしまいました。
硬貨が汚かったんでしょうね…。
幸いなことにクリームで拭き取れて良かったです。
今は小銭入れ部分に汚れ防止にOPPテープを張り付けています。
内装の革は山羊革(イタリアンゴートレザー)を採用しています。
山羊革は薄いのに強度がありしなやかでとても触り心地が良いです。
小銭入れの部分はふわふわした触り心地です。
カード段部分の渡り縫いも縁部分に縫い穴が来ないようにすることで、
革切れ予防しているように見えます。
コバ
エイ革部分には専用ニスを塗って仕上げるコバ塗り仕上げが施してあるのですが、
凸凹がなくとても滑らかに仕上げてあります。
内装の山羊革には、ヘリ返しが施してあります。
動画
まとめ
AtelierAKNASの良いところ
・エイ革を採用しているため、傷汚れに強い
・深染めでビーズが色鮮やか
・ドームシェイプポリッシュで手触りが良い&輝きが綺麗
・エイ革のステッチが見えないため、スタイリッシュ
・コバ処理が綺麗
・エイ革の製品にしては曲げるとしなやか
・内装が山羊革で丈夫
AtelierAKNASのイマイチなところ
・価格が高い
・製品種類が少ない(キーケースが欲しい…)
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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