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GANZO リザード革財布レビュー &内装のバケッタレザーメンテナンス

GANZOリザード革財布写真 革製品

GANZOといえばシェルコードバンシリーズやコードバンシリーズが評判で有名ですが、
今回はリザードシリーズ(トカゲ革)のレビューです。
また内装のバケッタレザーのメンテもしたいと思います。

レビューするのは2019年ごろに購入した前モデルのリザード5です。
2023年現在、現行モデルはリザード6になります。
5と6は共に染料に顔料を僅かに足したセミアニリン加工です。
しかし、6は5の配合とやや異なります。
そのため現行品のリザード6の新品時はリザード5と比べると少しマット調仕上げです。

以上ご留意ください、GANZOのリザードシリーズの参考までにどうぞ。

LIZARD5 (リザード5)通しマチ長財布

外装

2019年頃に購入し少し使っては保管を繰り返していたため、
実際の使用期間は1年程度のエイジングです。

リングマークトカゲを背割りしているため、四角い鱗の腹部が中心に来ています。
外側に向かうにつれ丸く小さく綺麗に整っていきます。

GANZO コードバンシリーズの長財布と比較。
コードバンの透き通るような艶と比べると
リザードはギラっとした艶があります。
特に外側の鱗の小さい部分に光があたるとキャビアのような輝きを見せます。

このコードバンの財布も大切に使っているのですが、どうしても小傷が付いて目立っていますね。
リザードは小傷に強く目立ちにくいので扱いにそこまで気を使わないので楽です。

内装

リザード5の内装はイタリアサンタクローチェ産バケッタレザーになります。

バケッタレザーのメンテナンス

しばらくメンテナンスをしていなかった為、やや乾燥気味の内装をメンテナンスしたいと思います。

まずは基本のブラッシングでホコリを落とします。
使用するブラシは化繊毛ブラシや馬毛ブラシが良いと思います。

その後、「コロニルライニガースプレー」をネル生地に微量吹付け、全体を拭き上げます。
公式サイトには皮革・布に付着したグリース、カビ、余分なワックスや光沢剤を取り除くと記載があるのでカビ予防にも良いかなと思ってたまに使用しています。

ライニガーでの拭き上げ後は「コロニル1909 シュプリームクリームデラックス」を塗り、10分ほど放置した後ブラッシングし、ペダックのレザーグローブで艶出しをして終了です。

左がメンテナンス前右がメンテナンス後です。

艶が増したのに加え、カード段がスレてやや白くなっていたのも目立たなくなりました。

コバ

コバは赤茶色の切れ目本磨き仕上げになります。
GANZOのコバは色も仕上げも綺麗です。

GANZOはシリーズによってコバの色が異なる場合があります。

動画

動画も撮っておきました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事は以上になります。

エイ革製品のレビューもしていますので、
こちらもよろしくお願いします。

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