今回はリファレンス音源について紹介していきます。
リファレンス音源とは参考にする音源という意味になります。
具体的にどういった意味なのか、選び方、おすすめリファレンス音源を紹介します。
リファレンス音源とは
「reference」とは
weblioより
名詞:参照、引用、参考文献、参考資料
https://ejje.weblio.jp/content/reference
主に楽曲作りの際に参考にする音源という意味になります。
これがないとどうなるか?
楽曲の品質(音量、音圧など)がバラバラになります。
仕事場によって機器が違うこともあるので基準になる曲があるとセッティングしやすいらしいです。
しかし、リファレンス音源はMIXやマスタリングなど楽曲作りの時に利用するだけの意味かというと違います。
今回主に語るのはオーディオ趣味内で語られるリファレンス音源についてです。
- 自宅スピーカーの位置を変えたとき
- イヤホンを新しく購入するとき
- ヘッドフォンのレビューをするとき
オーディオシステムを変更する時などに参考とする音源になります。
こういったときにリファレンス音源がないと…
前のスピーカー位置と何が変わったか
自分が本当に聴きたいイメージに合っている製品か
新商品…価格…といった印象だけでレビューしていないか
分からなくなってしまいます。
ですので楽曲作りに関わらない人でも
リファレンス音源は決めたほうがいいです。
リファレンス音源の選び方
楽曲作りの際に使用するのであればある程度大衆受けしている楽曲や、似た楽器編成、同じジャンルの楽曲を選ぶのが定番になります。
しかし、オーディオチェックで使うのであれば大事なポイントは以下になります。
- 自分が聴いている頻度が高い曲
- 自分の好きなジャンルの曲
- 優秀録音とされているもの
上が一番大事だと思います。
自分が聴き込んでいる曲ならばオーディオシステムが変わった時に、
いつもと何か印象が違うと気づけるものです。
趣味の範囲で選ぶのが大事です。
優秀録音盤はオーディオシステムの能力を発揮できます。
しかし優秀録音、優れたMIX、良マスタリングだからといって、
無理に好みに合わない曲を聴いても聴き込むことはできません。
またリファレンス音源は1曲だけという決まりは有りません。
良く聞くジャンルごと、男性女性voなどで複数決めておくと良いです。
リファレンス音源のおすすめ
以下で紹介するのは個人的おすすめをamazon musicから紹介です。
趣味の合う方なら参考になるかもしれないです。
エリッククラプトンのChange the World。
知名度が高くアコースティックギターの響き、広がる歌声が秀逸。
聴いたことがある人が多く聴き慣れた曲にするにはおすすめ。
デイヴ・ブルーベックのテイク・ファイヴ。
こちらはJAZZ界隈で知名度の高い曲、音場の広さからくる空気感、サックスの生々しさ、
オーディオシステムの本領を発揮します。
Suaraの夢想歌。
アニメ『うたわれるもの』のOP 夢想歌のアコースティックアレンジになります。
こちらはアニソン界隈で名盤として名高いPureに収録されており、優秀録音です。
エリン・ボーエムのMake You Happy。
完全な趣味です。キュートな歌声が好きです。
日本のヘヴィメタルバンド LOUDNESSのSOLDIER OF FORTUNE(2020 Remaster)。
ノれるハードロックサウンドなのですが、一つ一つの音が粒立ち良いです。
まとめ
リファレンス音源という基準となる曲があることでスピーカーセッティング、イヤホンの買い替えなどといった場面で、ブレない評価をすることが出来ます。
あなたにとってのリファレンス音源を見つける一助になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事は以上になります。
今回紹介したリファレンス音源を使用したイヤホンレビューはこちら!↓
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